2008-01-01から1年間の記事一覧

アンドルー・クルミー『ミスター・ミー』。愉しい。この漢字を使いたい、と電車の中でこれを読みながら思った。今はミー老人がカトリアナの背中を流すシーン。ミスター・ミー (海外文学セレクション)作者: アンドルークルミー,Andrew Crumey,青木純子出版社/…

なにか文章が書きたいと思うのだけれどもなにも出てこない。憂鬱だ。 最近、『たったひとつの冴えたやりかた』がぴんとこなかったので何年も手にとっていなかったジェイムズ・ティプトリー・ジュニアをまた読んでいるのだけれど、やはりあまり合わないのかも…

さっき乗っていた電車で、おもむろに僕の目の前に座っていた女の子が髪を結いはじめた。髪をいじる様子というのはどこか魔法じみているといつも思う。それは僕にはできないことだからかもしれない。子供のころ魔法みたいだと思っていたことのいかに多かった…

学生時代の友人に、久しぶりに飲まないかと誘われた。新宿の指定された店に行ってみると確かにそこには懐かしい顔が揃ってはいたのだが、それと同じ数だけ初めて顔を合わせる女の子たちがいた。一応お前に彼女はいないことになっているから、と言われて、あ…

金曜日の終電近い帰りの電車の中でとてもきれいな女の人を見た。彼女を見ていて突然、書きとめたいことがある、と感じた。そうして帰った僕はいま衝動的に日記をつけはじめることにした。何も計画だとかそういったものはない。これまで僕はなにかを残したい…